こういう

kaelshojo2006-11-21


何でもない写真が好きだったりする。
被写体をしっかり真ん中に据えて。


究極的には、こういう普通の風景を撮りたいのかも知れない。
一方で、平穏さとは別の、もっとハリセンボンみたいに周囲に対してトゲを突き出すような、混乱の塊がうごめいているよな風景も求めてたりいる。


いびつで、いつも泣いてて。


普遍的で、水のように淀みなくて。




普通のものを写すと、自分がよく見えてくる。
澄んで、汚れが浮かんでくる。

その汚れが、実は愛しかったりする。
汚れによって、歌ったり、騒いだり、後悔したりして、人は何とか生きているんだ、と思う。