裏思いやり
買い出しの途中で天婦羅屋さんに寄ったとき。
カウンターに座っていると、隣席に老夫婦がすすーっ。と入ってきました。
二人して生ビール(小)をたのんで。二人とも(小)なのが、何かの映画みたいに穏やかで、仲の良さを証明しています。
それで、何かその老夫婦の雰囲気のよさに惹かれてですね、僕はしばらく真剣に耳を傾けてみたんです。
そしたら・・・・・
お爺ちゃん「なぁ、お前がいるから、食べれるんだ。」
お婆ちゃん「あら。へええ。」(一寸嬉しい様子)
お爺ちゃん「いや、その、穴子。長いから、二人だと食べきれるからね。」
(お婆ちゃん真顔)
最初。
僕はお爺ちゃんが、お婆ちゃんへの愛を天婦羅を通して暗喩しているのかなー?とか思ったんですが、単に「穴子が食べ切れるか心配」という一点についての気配りだったんですね。
YES!YES!YES!
あああああ、話が落ちやがった!(笑)
これはぁ、初めてのぅ。経験ですね。うふふ。
あと僕に勇気ときっかけさえあれば、僕は天つゆに顔を突っ込んでボケてたとこですわ。
ほんま。
けけけ。