無添加
青山でパン屋を買いました。粉まみれの、素晴らしくヘルシーなパンです。
無添加。
添加されないのは、パンの悦び!といわんばかりの無添加ぶりをアピールしていて、でも「私、無添加なんです」っていうのはいくら叫んでも謙虚な感じがして、何だか応援したくなります。
一個500円。
んー。
でも、謙虚だから。
2個買い!
もう1000円です。
やるなぁ・・・・・ふ。
僕は女の子に「私、けっこう無添加なんです」と云われたら、きっと好きになってしまうと思います。もしくは好きになるきっかけになる、無添加(笑)
無添加っていうのは“何も混ぜてない”っていうのじゃなくて、土着的な汚れを落とさない、っていう意味なんじゃないかと思います。
人間で言うと、最初に暮らした土地の記憶を大事にして、引っ越して住んだ先のアレコレの情報に動揺しない人。だとか。
もともと生まれ育った土地で、余所での暮らしの影響に凛と立ち向かって、初原的な自分の性格に正直な素材。その純粋なところだけを指してですね、女の子は「私、けっこう無添加なんです」とか無防備に云ったりするんですから!
僕ァ、もうメロメロですよ。
メロメロメロメ。
愛してる、粉まみれの、むてんかぱん。
(→帰り際にパン屋でもらった手書きのチラシに、(笑)というのが文末にやたら使われていて、それが可愛いかったのです。都市の育んだ無添加を見たのさ感無量☆)