山村浩二さんと

トーク・ショーしてきました。ともかく、世界を代表する大尊敬する作家なので、下手に感想いえませんよぉぉぉ


ただ、本当に素直に野心を出すところがある方で「やりたいことはとことんやる」という姿勢というか、勢いが本当にしなやかなのでした。しなやか。思考を伝える運動神経の速さ。直感でイイ!と思ったものには、もうそれが次の瞬間には実現に向かって動き始めてる、その速さがチーター並です。キング・チーター。


新作の「年老いたワニ」(作・ショヴォー)も、年老いたワニが描きたいから、出版社から版権を買いとったのらしいですよ!すごい。決断早し。だらだら作ってるからなぁ、僕は。






あと、イベントに来てくれた後輩と朝まで飲んで・・・そう、早朝の道端には不思議な行動をとる人が多いのです↓


1:家周りの壁に生えた雑草と、そして自分の髪とを、交代々々に真っ赤な櫛で梳く、70歳くらいのおばあちゃん。

2:駅貼りの演劇のポスターに対して、すごく丁寧に、深々とお辞儀をしていた、見た目には極めて普通の真面目そうなサラリーマン。

3:寝ていた谷川。


どれも儀式を見ているような、不思議と格調のある行動に映りました。


そう、谷川詩人がまた居たのですよー。チャリ小屋の近くに。

でも。
ただ路地で横になっているだけの、息をするのすらめんどくさそうな谷川は、詩人ではなく、単なる浮浪者でした。その不潔感/閉塞感が、圧倒的に迫力があって、詩ではないけど、まるでそこに真空を吐き出しているようでした。僕は、そういうの嫌い。そんな真空吸ってると、誰かを攻撃したくなりそうですもの。
えへへー。もしくは自滅。