BMWはもうCM作ってない。って、知ってる人いるかなぁ。BMWはもう完全にweb広告に、宣伝費を全投資してて(それこそ数億$単位で)、マドンナやら監督にはガイ・リッチーを使って、10分弱のBMWプロモーション映像(というか、最早映画という出来)を作っているんです。

BMWの戦略はすごく未来的だし、それは完全にビジネスとしての合理性もあります。だってほら、「スゴ録」あれば、普通HDにドラマ録画したら、CMすっ飛ばしちゃうもんね。それは、時代というか、運命です。今のCMは消えると思います。それは、うちの会社の人もすごく危機感を感じていて、あああ、やっぱりうちの会社が一番真剣に悩んでいるんじゃないでしょうか(笑)

これから、徐々にCMの形が変化していくと思います。僕的には、そのビジョンはすごくハっきりしてるんですが。そう、BMWです。CMは、全てweb映画に展開する!と踏んでいます。そうなると・・・・・・ふっふっふ、僕、やりたい放題!?なんて。一寸冷静さを欠いてしまっているアホな僕ですが、そうなったら、やりたいことだらけになりそうですねー。イメージが次々湧いて沸いて、僕を殺しちゃうんじゃないかな、ほんとに。


早速、やりたい映像が思い付きました。↓



小学校で、ある女の子が教頭先生に呼び出されます。女の子はどうやら少々素行が悪いらしく、教頭先生のところに行くのはとても面倒そうです。
シーンは変わって生徒指導室。教頭先生、は実は黒人。で、片手には巨大なバリトン・サックスを抱えている。女の子は息を呑んで、美しい黒い肢体を見つめる。
たどたどしい日本語で「アマリー、チコクシチャー、イケテナイデース」とか注意を促しつつ、サックスを吹き始める。悔い改めよ。って感じで、しかし徐々に演奏は熱を帯びて、その時教頭先生が吹いてるのは、激しい時期のアーチー・シェップ
生徒指導室は一気に呪術的な空間になって、半ばトランス状態になって指導を受けるし、吹き続ける。一人の黒人JAZZMAN。一人の少女。それぞれに踊り狂うし、共振しあっているのに、完璧には重ならない。お互いの孤独が、鬼気迫るようにむき出しになっていく。

一言で言えば、


小学校の片隅で、フリー・ジャズ・ミュージカル!!!




・・・・・って、どうかな。面白くないかなー。やりたいです。まだまだアイデアは尽きそうになく、早くお茶の間にアーチー・シェップを流したいのです(笑)だはー。