携帯からも更新できるということで、これから撮影が多くなってくることを考慮して日記をはてなに移すことにしました。内容は大してかわらんので、引き続きよろしくです。

今日は大学時代の後輩の女の子Aさんと、コムサ・カッフェーでモンブラン食べました。お互い働き始めて間もないので「CM制作って、どうよ」と愚痴りながら、モンブランはきらきら輝いてました。うまい。コムサの栗菓子は、実に栗栗している。僕は栗部分を(畏敬として)避けて残しているのに対し、Aさんは律儀に先っぽからブランを崩していました。本質を先端からじわじわ崩していくのが、Aさんの流儀なのねー(笑)


一息つくと今度は新しい作品について語りました。ここではあえて多くを語りませんが、簡単に触れるならば、それは少女の死に立ち会うプロレスラーの話です。しかも、かなり多くの女の子の死に立ち会います。プロレスラーは、まあ天使的で、頭の中では「ベルリン天使の詩」をジャパ二メーションで解釈する、といった空気が満ちています。普通、映画に出てくる人は、とりあえず、生きてます(そりゃそうだ)。僕の場合、とりあえず死んでもらいます。ある少女は重い病気の最期を迎えている瞬間かもしれないし、ある少女は生きる絶望を知って頚動脈を割いて自殺する瞬間かもしれないし、ある少女は入学式の帰りに車に跳ねられる瞬間かもしれないし、ある少女は好きな男の子に告白をした帰りに足を滑らして川に落ちてしまう一瞬かもしれない。世界にはあらゆる少女がいて、彼女たちはやすむことなく、死ぬ瞬間を迎えています。
そういう女の子に対する、最愛の詩を、ベルリンからではなく、世田谷から発信したいのです。世田谷ですよ!世田谷(笑と、泣)


・・・この話をAさんは面白がってくれました。Aさんは、まだ、死んでいません。栗食ってます。ああ、よかったなー。