青が、とてもきれいだと思ったんです。 その絵は誰からも見向きされなかったのか、それで自分も駄作だとあきらめて家の裏に打ち捨てたのか。 キャンバスに描かれた頼りない月が、街灯の足下の虫の死骸のように、放置され、朽ちるのを待つだけように映ります。…
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